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『葵』源氏物語 〜光源氏、愛の物語〜 紫式部 与謝野晶子訳|おとがたり朗読公演

  • 執筆者の写真: 長浜奈津子
    長浜奈津子
  • 2024年11月8日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年12月12日

光源氏の正妻 “葵上” と、激しい嫉妬に苛まれる六条御息所。その交錯する想いの狭間で、源氏の心は大きく揺れ動き、繊細な感情が波のように渦巻く。御息所の悲しい恨みと葵上の死を経て、源氏の愛は慈しみの愛を得て、まだあどけない紫の姫にそそがれる__ 。朗読とヴァイオリンで鮮やかに描かれる、胸が高鳴り、息を呑むような源氏物語の世界。




<朗読公演の詳細>


<演目>『葵』〜源氏物語〜 紫式部 与謝野晶子


<出演> おとがたり 朗読:長浜奈津子 ヴァイオリン:喜多直毅


<日時> 2024年12月22日(日) 開場14時半 / 開演15時


<会場> 六本木ストライプスペース https://striped-house.com

〒106-0032 東京都港区六本木5-10-33 ストライプハウスビル Bフロア

Tel:03-3405-8108


<アクセス>

地下鉄大江戸線・日比谷線. 六本木駅3番出口。アマンドを右に曲がり「芋洗坂」を下る。徒歩4分。アクセスMAP→ https://striped-house.com/map1.html


<入場料金>予約¥3,500 当日¥4,000(全席自由)


<ご予約・お問合せ>

・電話 09033391281 (長浜)


・メール nappy_malena@icloud.com(長浜)

 *件名に「おとがたり予約」、メール本文に《12/22》《代表者氏名》《人数》《ご連絡先電話番号》を必ずご記入の上、お申し込み下さい。


・お申込みフォームより https://www.nappy-cantactriz.com/form



『葵』源氏物語:あらすじ>


源氏物語『葵』

~光源氏、愛の物語~


正妻の葵の上が懐妊。愛人の六条御息所は、冷たい光源氏に対する想いを断ち切れずにいた。 ”車争い”という事件をきっかけに、六条御息所の、これまで抑えていた嫉妬心や悔しさが一気に恨みへと変わり、自覚のないまま、生霊となってしまう。そしてこの生霊に取り憑かれた葵上は、呪いに苦しめられ、源氏の息子の夕霧を産むも、その後間も無く、命を落とす。年月をかけてやっと心を深く結んだ妻 ”葵上” の死に、大きく落胆する源氏。豊かな才能と美しさを持つ御息所へも、もののけの姿をみた今では、とても愛は傾けられない。思いを通わせたすべての女たちも断ち切り、源氏はその足をまっすぐ紫の上へと向かわせて、一心に幼い姫を愛おしむのであった。


☆ あらすじと登場人物についてBlog☆



ー 出演者プロフィールー


女優・長浜奈津子とヴァイオリン奏者・喜多直毅による朗読ユニット。首都圏を中心に意欲的に活動を行なっている。物語の持つファンタジーを声や楽器の音を通して空間にありありと描き出すために、即興的に互いの間・抑揚・言葉に反応しながら進行するパフォーマンスは臨場感にあふれ、聴く人はまるで物語の中に居合わせるかのような印象を抱く。来場者はもとより、文学研究者からも高い評価を得ており、ユニークな活動が注目を集めている。


<オリジナル台本とレパートリー>

近年はオリジナルの台本と音楽による作品上演をする。漂白の詩人:石川啄木『啄木といふ奴 ~ A Guy called Takuboku ~ 』、極北の詩人:吉田一穂『白鳥古丹 −カムイコタン−』、太宰治『人間失格 ~道化と狂気のモノロギスト~ 』など。


坂口安吾作品は『夜長姫と耳男』を小樽文学館、札幌俊カフェ、六本木ストライプハウスにて上演。レパートリーは多岐に渡る。永井荷風『 濹東綺譚』『雪解』他多数。小川未明『港に着いた黒んぼ』、小泉八雲『耳なし芳一』、岡本かの子『鮨』、オスカー・ワイルド『幸福の王子』『わがままな大男』『ナイチンゲールと紅いバラ』等、市川市文学ミュージアム、室蘭港の文学館、北海道函館市芸術ホール、における朗読公演など。


<長浜奈津子> https://www.nappy-cantactriz.com

桐朋学園演劇科卒業後、劇団俳優座へ。女優・朗読家。2016年より「市川荷風忌」朗読出演。ヴァイオリニスト喜多直毅氏との朗読ユニット“おとがたり”でも『濹東綺譚』他、荷風作品を多数上演。 六本木ストライプハウス「朗読空間~ひとり語り」では泉鏡花『高野聖』他、坂口安吾『桜の森の満開の下』『夜長姫と耳男』他、朗読公演を重ねている。 村岡花子訳『赤毛のアン』朗読配信や、朗読教室の主宰など、幅広い朗読活動をする。 “女優の語り” で登場人物たちに命を吹き込み、物語る。


<喜多直毅> https://www.naoki-kita.com

国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、そのオリジナリティと精神性において高く評価されている。他に黒田京子、齋藤徹 (故人) との演奏や邦楽・韓国伝統音楽奏者・現代舞踏家との共演も数多い。欧州での演奏も頻繁に行う。我が国に於いて最も先鋭的な活動を行うヴァイオリニストの一人である。




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