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「濹東綺譚」永井荷風 おとがたり朗読公演 6月7日(土) | 雑司ヶ谷「エル・チョクロ」

  • 執筆者の写真: 長浜奈津子
    長浜奈津子
  • 3月18日
  • 読了時間: 3分

小説家・大江匡と玉ノ井の娼婦・お雪の切なくも美しい愛の物語。昭和初期の私娼街を舞台に、その出会いから別れを季節の移り変わりとともに描き出す。永井荷風、珠玉の名作。






イベントについて


2025/06/07 (土) 14:30/15:00

<おとがたり朗読公演>「濹東綺譚」永井荷風


小説家・大江匡と玉ノ井の娼婦・お雪の切なくも美しい愛の物語。昭和初期の私娼街を舞台に、その出会いから別れを季節の移り変わりとともに描き出す。永井荷風、珠玉の名作。


出演:おとがたり

長浜奈津子 朗読

喜多直毅  ヴァイオリン


日時:2025年 6月7日(土) 開場 14時半/開演15時 

会場:雑司ヶ谷「エル・チョクロ」


料金:一般 ¥4,000 (全席自由)” 若い耳 ” 学生割引(高校生以上〜29才迄): ¥2,000


ご予約:ご予約&お問合せフォーム



メール&お電話の方はこちらへ


  おとがたり:090-3339-1281 (長浜)

  Eメール  nappy_malena@yahoo.co.jp (長浜)

  *件名に「おとがたり予約」

   メール本文に《6/7 エル・チョクロ》《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を必ずご記入の上、お申し込み下さい。




<あらすじ>

6月末のある夕方、大江は玉ノ井付近を散策する。急に振り出した大粒の雨、ひらいた傘に突然飛び込んできたひとりの女、お雪。侘しい場末の町、蚊のわめく溝際の家に住むお雪と大江は、なじみを重ね、たがいに情を深めてゆく。純朴なお雪の恋心。玉ノ井路地の迷宮を彷徨い歩く大江の複雑な心情がヴァイオリンのアルペジオとともに切なく交差する。季節は夏を過ぎ、やがて秋の深まる十五夜を向えるのだが、二人の行く末はいかに…?



ー 出演者プロフィールー


おとがたり https://www.otogatari.net

女優・長浜奈津子とヴァイオリン奏者・喜多直毅による朗読ユニット。首都圏を中心に意欲的に活動を行なっている。物語の持つファンタジーを声や楽器の音を通して空間にありありと描き出すために、即興的に互いの間・抑揚・言葉に反応しながら進行するパフォーマンスは臨場感にあふれ、聴く人はまるで物語の中に居合わせるかのような印象を抱く。来場者はもとより、文学研究者からも高い評価を得ている。


桐朋学園演劇科卒業後、劇団俳優座へ。女優・朗読家。2016年より「市川荷風忌」朗読出演。ヴァイオリニスト喜多直毅氏との朗読ユニット“おとがたり”では『濹東綺譚』他、荷風作品を多数上演。 六本木ストライプハウス「朗読空間~ひとり語り」泉鏡花『高野聖』他、坂口安吾『桜の森の満開の下』『夜長姫と耳男』他、朗読公演を重ねる。 村岡花子訳『赤毛のアン』朗読配信、朗読教室の主宰など、幅広い朗読活動をする。 “女優の語り” で登場人物たちに命を吹き込み、物語る。


国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、そのオリジナリティと精神性において高く評価されている。他に黒田京子、齋藤徹 (故人) との演奏や邦楽・韓国伝統音楽奏者・現代舞踏家との共演も数多い。欧州での演奏も頻繁に行う。我が国に於いて最も先鋭的な活動を行うヴァイオリニストの一人である。






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